本来なら観戦記を書くとこだけですが、簡単な感想だけ。
福田の試合の1Rは、リングにポイントを取られたぐらいで終止、福田のペース。判定負けはダナ・ホワイトとも言ってた通り、ジャッジが馬鹿な事をしてしまった。福田はアウェイでオースラリアは元イギリス支配、カナダ人のリングはホームと同じ様なもの。
不公平なジャッジに怒り心頭の格闘ファンもいる様ですが、こんな事はアマでもプロでも団体の違いでも、人種の違いでも起こる事。白人相手に外国で戦ったのだから、当たり前。
福田が勝つには一本かKOで勝つしかなかった。
マーク・ハントは倒されて終わりだと思っていただけに、びっくりした。Knockout of the Nightも取って久々の勝ちと賞金が沢山はいったので、また、サボリ癖が出ない事を祈るだけ。パンチの威力はやはり、凄いなぁ。次も勝って欲しい。
それと、facebookで放送された中国人のタイクワンの試合は、素晴らしかった。打撃でせめて、ギロチンで極めて秒刹。個人的には、これがSubmission of the Nightになると思っていた。
Submission of the Nightを取ったノークはガスマスクで入場してきて、イギリス系のファイターはかぶり物が好きな奴が多いなぁ。
今大会で一番面白あったのは、やはりエバーソールだろう。胸毛を矢印の形に剃ってきて、宇宙戦艦ヤマトの制服のデザインかと思ったよ。
エバーソールの戦い方も相手をなめた感じで、ヨロヨロ首を差し出す様なタックル。それ首を絞められながら相手を倒して首を抜き、攻撃。その繰り返し、だけど、この試合が一番予想外で面白かった。Fight of the Nightを取ったから、ダナ・ホワイトも楽しんだんだろう。
ビスピンは、反則はするは、中指は立てるは、セコンドにツバは吐くは、ヒール全開でした。確かに後味の悪いTKO勝ちでした。
これを絵に描いた様なクリーンなファイトの好きな格闘ファンがビスピンを出場停止にしろと騒いでいますが、こんなにいいヒールを出場停止にしたら勿体ない。
早くヤッピ似の悪党ビスピンを倒す、正義の味方を望みます。
BJは結論から言えば、この階級で遣ったらいけない。体重もリミットまで、２kg足りないし、計量の時もジーパンで靴を履いていたくらいだから実際は3kg以上も足りてないと思う。
1R、2RはBJが取ったと思うけど、体重差のスタミナ切れで、失速。3Rはフィッチの独壇場、フィッチは関節を極めるのでもなく、KOするでもない、相手の意識をたたない攻撃が好きにはなれない。
今週末は、Strikeforceですよぉ。ダンヘンですよ、ダンヘン。
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