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2013-05-12

シュウヒラタからお題


 シュウヒラタ、格闘技選手のマネージメントや選手のセコンド兼通訳でUFCのケージ内でも良く見かける有名な方ですが、その方のブログからお題が出ました。それもエントリーの2連投、同い年の誼みでヒラタ氏のお題に付き合って上げる事にしました。

 お題はこちらのブログから出題です。みなさんもご一緒にシンキング・タイム。

 お題の『ノーマークで1本勝ちが18』これを読んだ時に、バンタム級の若い選手であの兄弟ぐらいだろうと思っていたんですが、ヒラタさん、反響があったってホントですか?

 では検証スタート。

 欠員が出た大会が『 UFC on Fuel: Franklin vs. Le 』開催日が11月10日、ヒラタ氏のブログによると最終的に決まった選手が手塚基伸、ほんと、つまんない選手でしたね。勝ちもせず、つまらん選手は当然のごとくリリースな訳ですが、彼も類に漏れず。

 ヒラタ氏のブログによると『11月に都合の悪い選手、 そして、怪我ではない』という事はUFCマカオの頃に試合が決まってる選手、それ以外で都合が悪いってなると、かなりプライベートな事になると思うんで、諸事情をご存知の方「プラベートだよ、馬鹿!」って、コメントください、お待ちしてます。

 そして戦績がSherdogに載っていて、メジャー団体の出場経験が無い、唯一、規模を縮小したSRCに出場。パンクラス、修斗、Zst、この辺り選手でSRCに出場した選手、見ましたよSRCのwikiを、これで確信に変わりました、弟ではない。

 最後にSherdogで戦績を確認、submission 18回、そう、私が思うUFCからのオファーを断った選手は『 清水俊一 』どうですか、ヒラタさん!!!

 これがマジでUFCから清水兄にオファーがあったんだったら、本当に勿体ない事をしたじゃないかって、私は思います。アメリカのビジネスマンは一度断ると次は無いに等しい。マイナーから一気にメジャーにいけたチャンス、マイナー団体の試合なんて断ってしまえばよかった。日本人は団体の結束を優先する傾向があるんで、最初にあったオファーを断る事はしないと思うのですが、チャンスも中々遣って来るものじゃない。チャンスがあるなら裏切り者でもいいじゃない、戻ってヒールになればいいし、マジでUFCブランドは強いよ。

 では、今回はこれにて。


2013-05-07

呟きのお返事、DJもなんか言ってくれ


 ツイッターで返事するには長くなってしまうので、ブログでお返事。






 そりゃぁ、DJの言ってる事も分からんでも無いですよ。客層がDJのアイドルと格闘技会場のファンの違いを比べるなら、会場にDJのファンばかりにならないとどうしようないと思う訳です。

 客層がDJのファンばかりで「おい、ガラ悪いから出て行け」でいいと思いますが、そうじゃないし。

 馬鹿な客に格闘家をリスペクトしろって言われても、ファンでも無い客には関係ない話だし。まして、自分のご贔屓にしてる格闘家に勝った選手なんて、憎まれて当たり前田のクラッカー。
 知らない奴に殴られたなら、普通に暴行罪、警察呼ぶなり何なりすればいいって話なんですよ。
 団体がそれを野放しにしてるなら尚更。それを見てる仲間も同じ。野放しにしてるから暴れる訳で、団体が、警備にエイセン井上でも雇えば、少しは大人しくするかも。アウトサイダーの選手も警備にするのもいいね。毒は毒を持って制す。

 まぁ、そんな事はしないから、大人しくしないで、通報しろ、DJ。

 それとDJにもう一つ、嫌われてると自負してるなら、もっと嫌われなされ。嫌われる事で良い事もあるかもよ。

 まぁ、ツイッターで笑って踊って殴り合えって、そのまま受け取ってもいいですが、笑って踊る事で新しいファンが付いて、DJのアイドルの会場の様になれば、怖い奴も居心地が悪くなるのが普通です。

 私からは以上です。

2013-05-05

格闘技ビジネスとグローバル・スタンダード


 おいには珍しっく、連続エントリーじゃっど。うんだもしたーん!

 さて今回は鹿児島弁講座などを・・・、違います。

 前回エントリーの製品ライフサイクルで、現在の日本格闘技ビジネスが困難の乗り切れてない成熟期であるなんて、偉そうなオチで終わった訳ですが、読んだ方はどう思ったんでしょうね?なんせ、私のブログはコメントが付かないので有名?なんですが。

 困難を乗り切るのはなかなか日本では難しいですから、マジな話、日本格闘技ビジネスはこのまま衰退期までいくのでしょうねぇ。

 因に私の話は格闘技ビジネス全体の話をしてるので、ウマくいってない事が、勿体ないなぁなんて思っています。

 いや、全ての団体が悪い訳ではなく、ある程度の知名度のある団体はそれなりに金を生むビジネスのシステムを作り上げて成熟期をウマくやってるのは分かってますよ。ウマく金が回ってるから、冒険はしないし、そこから少しずつ締め付けていけば、経営者は特に困りませんからね。

 このような状態の中、選手が技術の修練に精を出して、ビッグチャンスがくるのを待っている日本人トップ選手もいるでしょうが、海外でマニアウケしかしないような選手に声はかからんでしょう、実際は。

 たまにツイッターで試合もした事無いアマの選手がどのルールの大会に出るか迷っていて、最初からプロでやればって誘うプロ格闘家の呟きを見かけるとガッカリですよ。試合をしたいという目的の為のプロなら、参加費用を出せば出場出来るアマの方がどれだけいいか。アマから順にやれって話じゃないですよ、私の言いたいのは目的なんですよ目的。

 目的、戦いたい相手がプロ、世界一の称号、スター、お金、プロになる目的がはっきりしないなら、自由に参加出来るアマで試合をして、たまに貰える勝利賞で晩飯を食っている方が幸せじゃないのかってね。

 格闘技の普及に伴って競技人口もプロも増えたってのはいいですが、和気あいあいと交流したり、エールの送り合いで、グローバル・スタンダードになりつつある格闘技ビジネスの中でただ強さを楽しめってのはごく一部のトップ選手だけの事です。ちょっと強いだけの選手がいい試合したからって、お客を呼ばない選手にビジネスには価値がないのですよ。

 別に私が選手だったり格闘技ビジネスに関わってる訳ではないですが、格闘技はスポーツビジネスの一つで今はまだベンチャービジネス。

 プロ選手は個人事業主でベンチャー経営者である事を考えて、どこでやれば、一番稼げるか、稼ぐ為の仕掛けはどうするか、稼げるようになったら、お金が回る自分のビジネスを構築する必要があるんです。

 箸にも棒にも引っかからないようなプロ選手が増えて、このまま全世界に普及してグローバル・スタンダード、一見良さそうな感じですがね。

 ちょっと横道に外れますが、UFCやGLORYが困難を乗り切る為に日本で興行をやってる訳ではないと私は思ってますよ。狙ってるのはアジア全体の市場、アジアで流行る条件は、日本で流行ってるものですから、日本でやらないとアジアの市場を狙えないんですよ。

 グローバル・スタンダードになるのは市場が移り変わる事も意味してるんです。ビジネスならそれに乗って稼げる市場にいく、選手もそのくらいでいないと。

 グローバル・スタンダードで何がいいかって、世界標準で安くなるんですよ。だから、殆どの日本人選手はユニクロですよ。

ユ・ニ・ク・ロ

 ご清聴、ありがとうございました。


2013-05-04

格闘技ビジネスと製品ライフサイクル


 どうも、あまりプログの更新をしない筆者ですが、何時も何となく始めて、やっぱり更新を止めるというパターン。特に何か書きたい事がある訳でもないので、いつも、そうなるしまう訳で、今回はそうならないように努力するぞ、おー!

 そう、 とうの昔に流行は過ぎただろう日本格闘技、 ビジネスとしてどうだったのか、考えてみました。自分でも、分かりやすいように『商品ライフサイクル』に当てはめてみますた。

 『製品ライフサイクル』ってなに?って思った方はwikiってくださいまし。私もwikiの製品ライフサイクルのページを参考にしてますんで、そこんとこ、ヨ・ロ・シ・ク。 

 まずは『商品ライフサイクル』には前提があります。

製品寿命は限られる。
時間と共の「機会」「試練」「問題」によって変化する。
変化は利益の変化 
変化に対応したマーケティング「財務」「製造」「購買」「人的」「資源」に戦略が必要。

製品ライフサイクル』の4段階

導入期 ⇒ 成長期 ⇒ 成熟期 ⇒ 衰退期

wikiにも記載されてるように導入期の前に開発期のがありますがそれは商品がある事を前提として話を進めるの省きます。

 日本格闘技ブームを一つの『製品ライフサイクル』で、その象徴がK-1だとすれば、かなり分かりやすいでしょ。それ以外にも導入期にRINGS、成長期、成熟期にPRIDE、衰退期はご存知の通りここ数年の事。
 
 MMAを世界的に見れば北米は成熟期、それ以外地域(日本は除く)は導入期と成長期、キックボクシング(ムエタイやK-1ルールなど)なんて、ヨーロッパは成熟期、それ以外は導入期で可能性がまだまだある訳ですよ。そんな中でも日本はかなり特殊ですよ。ヤクザ問題や未払いで勝手に自滅。ファンが飽きた訳じゃなく、呆れたが正解でしょ。まだまだ、格闘技ビジネスには入り込むチャンスがあるんですよ、実際。

 さて、日本格闘技が自滅したって事は、まだまだ成熟期の真っ只中、UFCが日本にやってくれば、ビッグイベントに餓えたファンが、えっちらおっちら、日本全国から埼玉アリーナに集まってくる、集まってくる。2万数千人。
 昨年末のイベントも、飢えたファンがGLORY & DREAMに集まったんでしょ?DREAMなんてマニア向けの後楽園でやればいいようなマッチメイクでもファンが何かを期待して集まったんでしょ?

 何だ彼んだ言っても、ファンは沢山いるんですよ。

 20数年前に比べたら格闘技人口だってファンだって可成り多いでしょう?MMAや柔術のジムなんて米国より多いんじゃないか?ファンの数だって日本の方が圧倒的に多い気がする。

 マジな話、米国のファンは、リアネイキッドチョークって名前も知らないファンばかり。それでもUFCが世界最高峰、ボクシングだって同じ、最近はキックボクシング(ムエタイ)人気も高まってきて、TVで放送もされてるし。

 話がそれてきたな。

 ということで、今は試練を乗り切ってない成熟期どぇす。

 ちょっと、長くなってきたんで、今回はこれにて。


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