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2013-05-05

格闘技ビジネスとグローバル・スタンダード


 おいには珍しっく、連続エントリーじゃっど。うんだもしたーん!

 さて今回は鹿児島弁講座などを・・・、違います。

 前回エントリーの製品ライフサイクルで、現在の日本格闘技ビジネスが困難の乗り切れてない成熟期であるなんて、偉そうなオチで終わった訳ですが、読んだ方はどう思ったんでしょうね?なんせ、私のブログはコメントが付かないので有名?なんですが。

 困難を乗り切るのはなかなか日本では難しいですから、マジな話、日本格闘技ビジネスはこのまま衰退期までいくのでしょうねぇ。

 因に私の話は格闘技ビジネス全体の話をしてるので、ウマくいってない事が、勿体ないなぁなんて思っています。

 いや、全ての団体が悪い訳ではなく、ある程度の知名度のある団体はそれなりに金を生むビジネスのシステムを作り上げて成熟期をウマくやってるのは分かってますよ。ウマく金が回ってるから、冒険はしないし、そこから少しずつ締め付けていけば、経営者は特に困りませんからね。

 このような状態の中、選手が技術の修練に精を出して、ビッグチャンスがくるのを待っている日本人トップ選手もいるでしょうが、海外でマニアウケしかしないような選手に声はかからんでしょう、実際は。

 たまにツイッターで試合もした事無いアマの選手がどのルールの大会に出るか迷っていて、最初からプロでやればって誘うプロ格闘家の呟きを見かけるとガッカリですよ。試合をしたいという目的の為のプロなら、参加費用を出せば出場出来るアマの方がどれだけいいか。アマから順にやれって話じゃないですよ、私の言いたいのは目的なんですよ目的。

 目的、戦いたい相手がプロ、世界一の称号、スター、お金、プロになる目的がはっきりしないなら、自由に参加出来るアマで試合をして、たまに貰える勝利賞で晩飯を食っている方が幸せじゃないのかってね。

 格闘技の普及に伴って競技人口もプロも増えたってのはいいですが、和気あいあいと交流したり、エールの送り合いで、グローバル・スタンダードになりつつある格闘技ビジネスの中でただ強さを楽しめってのはごく一部のトップ選手だけの事です。ちょっと強いだけの選手がいい試合したからって、お客を呼ばない選手にビジネスには価値がないのですよ。

 別に私が選手だったり格闘技ビジネスに関わってる訳ではないですが、格闘技はスポーツビジネスの一つで今はまだベンチャービジネス。

 プロ選手は個人事業主でベンチャー経営者である事を考えて、どこでやれば、一番稼げるか、稼ぐ為の仕掛けはどうするか、稼げるようになったら、お金が回る自分のビジネスを構築する必要があるんです。

 箸にも棒にも引っかからないようなプロ選手が増えて、このまま全世界に普及してグローバル・スタンダード、一見良さそうな感じですがね。

 ちょっと横道に外れますが、UFCやGLORYが困難を乗り切る為に日本で興行をやってる訳ではないと私は思ってますよ。狙ってるのはアジア全体の市場、アジアで流行る条件は、日本で流行ってるものですから、日本でやらないとアジアの市場を狙えないんですよ。

 グローバル・スタンダードになるのは市場が移り変わる事も意味してるんです。ビジネスならそれに乗って稼げる市場にいく、選手もそのくらいでいないと。

 グローバル・スタンダードで何がいいかって、世界標準で安くなるんですよ。だから、殆どの日本人選手はユニクロですよ。

ユ・ニ・ク・ロ

 ご清聴、ありがとうございました。


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