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2012-02-14

青木の思う理由、私の思う理由

 また青木の呟きに引っかかってしまったので、少しだけ。
 本人に直接いえばいいでしょうが、ツイッターは流れていってしまうし、140字では言いたい事を端折るしか無くなるのでブログに記載しておこうかと。その内、青木がブログを発見してくれる事を祈りますw。
 まずは、グレッグ・ジャクソンのセミナーに行った後の青木の呟き。



 青木のいう衰退理由「日本格闘技衰退の理由が分かってきた最近。簡単に言うと技術です。」確かに日本の格闘家は世界から取り残されてる感じがしますが、そこじゃないと思うんですけどねぇ。まぁ、青木がいう技術力が原因だとしましょう。そしてもう一つの呟きにある「めちゃくちゃ安価にしてセミナーを開催していったらどうだろうか。」なんで世界でトップクラスの青木が態々そこまで下に下りてこなくてもいいって話ですよ。安く教えると大した覚悟も無い奴が集まって来るだけで、そう、簡単にいうとただの思い出作りですよ、世界の青木からコーチしてもらったいう。それだけではない、その技術を安くで売れば、他の格闘技コーチの稼ぎまで脅かす存在になるじゃないかと思うのですよ。
 青木に習うならそれなりに高い金額で覚悟の有る奴、青木自身も解ってるはずですが、自分だって態々グレッグ・ジャクソンの所に出向いてセミナー受けたんでしょって。
 安さに集まる奴は大した覚悟もない連中、これは格闘技に限った事ではないのですよ。青木さん!もし、そんな薄利多売をやれば、先に書いたように他の格闘技関係者にも影響が有るはずですよ。そしてあなたの時間もなくなる。まぁそれでいいならいいですけど。
 私が思うのは、世界でトップクラスの青木が技術力を上げる為のセミナーを開く。開くにあたって、自分が出向かず、自分の用意した場所に高いコーチ料を提示して、それを出してでも青木の技術を盗みたいと思ってるよな、覚悟の有る奴を集めていった方がいい。何回かそれを繰り返して見込みの有りそうな者だけ集めてそれからそれなりの金額でコーチしていけばいいじゃないかと。空手の内弟子みたいなもんですよ。
 これは青木の技術力を上げる為の話合わせただけで、格闘技低迷の人気とは別の話。
 最初に戻りますがこれだけ格闘ジムが増えて格闘技人口が上がったにもかかわらず、低迷してるのは一般受けしなくなった事ですよ。技術を上げたって人気の低迷とは関係ないと思います。東大や京大を出たエリートが「これだけ高学歴でエリートなのにモテないのはオカしい」と言ってるのと一緒です。技術は必要、でもそこじゃないのですよ、Twitterで対戦しないと強いかどうか解らないとか、MMAのコーチは経験者じゃないと出来ないとか、エール合戦をして和気あいあいとやってる格闘家などに幻想は抱けないし興味が持てないんです。それに格ヲタ連中の一般人敵視、知らないと馬鹿にする、技術論なんてそんな事どうでもいいというと、向上心がないとか言い出す、これも一因。ファンに浅いも深いもないんですよ。青木のいうディープなファンが元気すぎると一般のミーハーなファンが離れていくんです。冷めるんですよ、私も日本の格闘界に対しては同じですね。裏でどれだけ努力して技術力を付けたか言われても、演歌なんか聞きたくないんです。
 私が期待する日本人格闘家は秋山成勲ぐらいですね。
 日本から海外のジムや海外のイベント(敵地)に乗り込んでいくハングリー精神がありそうな日本人格闘家が出て来る事を期待します。ちまちま、Dreamの仲介で海外のイベントに出て来る格闘家には期待出来ないですが。
 軽く書くつもりが、長くなってしまったのでこの辺で。

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