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2011-09-27

日本の最終形態 気配り!さぁ、誰の為?

 野田さんが政権運営に打ち出したのが気配りとは恐れ入りました。1、余計なことを言わない。2、派手なことをしない。3、突出しない。今更ながら、この3つに関しては驚きませんが、政権運営の3原則になるとは思いませんでしたよ。
 子供の時からこの3つを学校や社会で言われ続けていたので、私と同じようにこの3原則が一番日本人らしい政権になったと思っているのも少なくないでしょう。
 私なりにこの日本人らしい言葉に含まれる意味を解釈すると、まず、「余計なことを言わない。」は、「俺が言ったんだから口を挟むな。」「言ったもん勝ち。」そう、野田さんの言い出す事に誰も口を出すなと遠回しに言ってるだけにしか聞こえない。2つ目の「派手な事をしない。」は、「俺が目立たないからやめろ。」「地味なヤツしか認めない。」と野田さんが言っているようにしか聞こえない。そして3つ目の「突出しない。」は、「俺より利巧なヤツは許さない。」としか聞こえない。ようするに「俺に気配りをしろ」と言ってるのだよね?野田さん?
 この3つを言う人に限って大した能力も個性も無く、良くも悪くも無く、緊急時に何の対処も出来ない人が多いのを私は知ってるよ。自分の予想を越える人が意見を出すと、その3原則を持ち出して、潰す。まぁ、それが日本だからしょうがないな。これが居心地よく感じるのなら、もう老衰まじかの老人と同じ。「頼むから波風立てるな、もう死ぬから死んでからにしてくれ。」と。
 震災後、復興の為に一致団結して、日本を良くしたくても、余計な事も言えなければ、目立つことも出来なくて、出る杭にも成れない。
 日本を良くする為に、この3原則を守ったとして、なにができる?影でコソコソ動き回るしかないのか?そして、結果を出して目立ち始めると、検察がやってくるのだろうか?
 さぁ、日本の皆さんは、波も風も立たない政権で、何を望むのでしょう?
 最後にもう一つ、米国に住んでるとよくわかる事は、この3原則みたいなことを言われて育った人達が、個性がないように見えるが、抑圧されてるだけで、米国人なんかよりずっと個性の強いオタクの集団なのを私は知っている。だから、より一層、抑圧された反動で目立とうとする輩を遠回しに抑圧する。
 まぁ、こんなに日本に適した政権が出来たのも、こういうのを望んだ人が沢山いるからだし、これで遣って行くのがいいのかもしれん。それで色んなとこで金を出して、米国に責任を押し付け、近隣諸国の悪口を言ってればそれで言い訳だしね。
 日本の特色として、物事をなかなか変えれない割に、一旦変えるとそれを標準と見なして、全てを変えようとする。まぁ、極論だけど、政策を変えたきゃ、クーデーターでも起すして制圧して別の価値観を植え付けて、それを標準にするしか手はないんじゃないかな。
 日本を出て米国暮らしをやってる私が言うのも変かもね。だから、もう、この話は終わり。
 一つ告知、来月、DV2013が始まります。もしかしたら米国永住権が当たるかもしれない。ちょっと環境を変えたい人は、応募してみたらどうでしょう。
 以前のエントリー『グリーンカードで脱藩のチャンス!?』に応募先を記載してあります。
 運があれば当たるかもよ!運があればの話だけどね。

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